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「ULTORAは人工甘味料不使用だから、添加物も少ないのかな?」
私も最初は、なんとなくそう思っていました。
私はアセスルファムKやスクラロースなどの独特な後味が苦手です。以前、別のプロテインを飲んだときにお腹の調子が微妙になったこともあり、人工甘味料を使っていない商品を探してULTORAを選びました。
約3年前に旧版のチョコレートと抹茶を飲み、約1年前には旧版810gのチョコレートを購入。チョコは少なくとも1袋を飲み切っています。そして今回は、2025年12月にリニューアルされた現行チョコレート風味を、近所のドラッグストアで通常価格で購入しました。
ところが裏面を見ると、原材料表示は31項目。甘味料はステビアですが、香料・乳化剤・着色料なども使われています。
そこでこの記事では、現行ULTORAチョコの31項目を公式表示と公的資料で確認し、「人工甘味料不使用」と「無添加」の違い、旧版とのたんぱく質量・価格差、実際の味まで正直にまとめます。

先に結論
現行ULTORAチョコレート風味は、健康維持やダイエット中の栄養補助を目的にする人には候補になる商品です。たんぱく質に加えて、ビタミン・ミネラルなどもまとめて補えます。
一方、1食でたんぱく質20.9gは摂れるものの、旧版よりたんぱく質密度が下がり、価格も上がりました。そのため、筋肥大を最優先し、たんぱく質量やコスパを重視する人には第一候補としておすすめしません。
添加物については、人工甘味料不使用でも無添加ではありません。ただし、公開されている表示と公的資料を確認した範囲では、通常の1食量で直ちに危険と判断する根拠は確認できませんでした。
- 結論|ULTORAは無添加ではない。でも「添加物が多い=危険」でもない
- 人工甘味料不使用でも、無添加ではない
- 31項目はどう評価した?|危険度ではなく3区分で確認
- 現行ULTORAチョコの原材料31項目を全部確認
- ステビアは危険?|安全性と後味の好みは別
- 香料と乳化剤は危険?|具体名が分からないので断定できない
- お腹が弱い人は、人工甘味料だけ見ても判断できない
- 国内製造でも、主原料まで国産とは限らない
- 旧版と現行品を比較|たんぱく質密度は下がった
- 20gあたり約39%高い|配合変更と値上げを分けて考える
- 筋肥大目的なら、私は第一候補にしない
- 実飲レビュー|旧版の方が好みだが、現行品もまずくない
- L-カルニチン入りでも、飲むだけで脂肪が落ちるとは言えない
- 現行ULTORAチョコが向いている人・向かない人
- プロテインを寝る前に飲んだら歯磨きは必要?
- 私ならまた買う?
- よくある質問
- まとめ|人工甘味料不使用だけで選ばず、目的まで見る
- 参考資料
結論|ULTORAは無添加ではない。でも「添加物が多い=危険」でもない
| 確認項目 | 現行チョコレート風味 |
|---|---|
| アセスルファムK | 不使用 |
| アスパルテーム | 不使用 |
| スクラロース | 不使用 |
| 甘味料 | ステビアを使用 |
| 香料・乳化剤・着色料 | 使用 |
| 原材料表示 | 31項目(うちスラッシュ以降18項目) |
| 1食 | 35g/121kcal/たんぱく質20.9g |
| たんぱく質密度 | 約59.7% |
| 通常価格 | 5,940円/810g |
| 製造国 | 日本 |
| 主原料の乳清たんぱく | 米国・ドイツ・ニュージーランド製造 |
| アレルギー物質 | 乳成分・大豆 |

商品表示・栄養成分・価格は、ULTORA公式の商品ページを基準にしています。
ULTORA公式で現行チョコの価格・在庫を確認する大事なのは、「人工甘味料不使用」「無添加」「危険性がない」は、それぞれ別の話だということです。
人工甘味料不使用でも、無添加ではない
ULTORAは、アセスルファムK・アスパルテーム・スクラロースを使わず、植物由来のステビアを甘味料に使うと説明しています。公式の品質方針でも、この3種類を使用していないことが示されています。
ただし、ステビアも食品表示上は「甘味料(ステビア)」と表示される食品添加物です。さらに現行チョコには、香料、乳化剤、着色料、ビタミン・ミネラル類などが使われています。
つまり、この記事でいう「人工甘味料不使用」は、ULTORAが避けている3種類の高甘味度甘味料を使っていないという意味です。原材料がすべて無加工、または食品添加物がゼロという意味ではありません。
消費者庁も、無添加・不使用表示が内容物を誤認させないよう、食品添加物の不使用表示に関するガイドラインを公表しています。

31項目もあるなら、添加物だらけ!?

31項目すべてが味や保存のための添加物ではないよ。乳清たんぱくやココア、食物繊維などの食品原料も、栄養強化のビタミン・ミネラルも含めた数だよ。
31項目はどう評価した?|危険度ではなく3区分で確認
配合量が分からない成分まで5段階で危険度を付けると、正確そうに見えても根拠の薄いランキングになります。そこで今回は、次の3区分にしました。
- ○ 通常量で低懸念:1食分で強く避ける根拠は確認できない
- ⚠️ 体質・重複に注意:アレルギー、胃腸、妊娠、持病、薬・サプリとの重複で確認したい
- ? 表示だけでは評価不能:具体的な種類や配合量が公開されておらず、ULTORA固有の評価ができない
この記号は毒性ランキングではありません。○でも無制限に取ってよいという意味ではなく、⚠️や?でも「危険」と断定する意味ではありません。健康リスクは摂取量・体質・併用状況で変わります。
現行ULTORAチョコの原材料31項目を全部確認

スラッシュより前の13項目
| No. | 表示名 | 主な役割 | 確認結果 |
|---|---|---|---|
| 1 | 乳清たんぱく | たんぱく源 | ⚠️ 乳アレルギー。乳糖に敏感な人は体調も確認 |
| 2 | 食物繊維(ポリデキストロース) | 食物繊維・風味調整 | ⚠️ 一度に多く取ると、お腹が張る・緩くなる人がいる |
| 3 | ココアパウダー | チョコ風味 | ○ 通常量で強く気にする根拠は見当たらない |
| 4 | ガラクトオリゴ糖 | オリゴ糖 | ⚠️ 体質や量によりガス・膨満感が出ることがある |
| 5 | 難消化性デキストリン | 食物繊維 | ⚠️ 体質や摂取量によって胃腸症状に注意 |
| 6 | L-カルニチン | 栄養成分 | ○ 1食101.9mg。入っているだけで脂肪が落ちるとは言えない |
| 7 | 還元麦芽糖水飴 | 甘味・風味調整 | ⚠️ 糖アルコールを多く取るとお腹が緩くなる人がいる |
| 8 | 酵母エキス | コク・風味調整 | ○ 通常量で強く避ける根拠は見当たらない |
| 9 | 食塩 | 味の調整 | ○ 1食の食塩相当量は0.2g |
| 10 | 還元水飴 | 甘味 | ⚠️ 体質や摂取量によって胃腸症状に注意 |
| 11 | 乳酸菌粉末 | 加熱処理乳酸菌 | ○ 生きた乳酸菌とは限らない点は理解したい |
| 12 | 加工油脂 | ビタミン原料の賦形剤 | ? 油脂の詳しい種類・量は表示から分からない |
| 13 | 亜鉛含有酵母 | 亜鉛源 | ○ 1食2.7mg。通常の1食量で強く気にする量ではない。亜鉛サプリ併用時は合計量を確認 |
スラッシュ以降の18項目
| No. | 表示名 | 主な役割 | 確認結果 |
|---|---|---|---|
| 14 | 香料 | 風味付け | ? 一括表示のため、具体的な物質と配合量は分からない |
| 15 | 炭酸カルシウム | カルシウム源 | ○ 1食302.5mg。通常の1食量で強く気にする量ではない。カルシウムサプリ併用時は合計量を確認 |
| 16 | 酸化マグネシウム | マグネシウム源 | ⚠️ 1食97.5mg。下痢しやすい人、腎機能に問題がある人、便秘薬・サプリ併用時は確認 |
| 17 | V.C | ビタミンC | ○ 1食101mg。通常の1食量で高用量とは言いにくい |
| 18 | 甘味料(ステビア) | 甘味 | ? JECFAはADIを設定。ただしULTORAの配合量は非公開 |
| 19 | 乳化剤(大豆由来) | 粉の分散・品質調整 | ? 具体名と量は非公開。大豆アレルギーは注意 |
| 20 | 着色料(モルトエキス) | 色の調整 | ○ 表示どおりの通常量で強く避ける根拠は見当たらない |
| 21 | ピロリン酸鉄 | 鉄源 | ○ 1食3.6mg。通常の1食量で強く気にする量ではない。鉄過剰を指摘されている人は確認 |
| 22 | ナイアシン | ビタミンB3 | ○ 1食13.1mg。通常の1食量で強く気にする量ではない |
| 23 | V.E | ビタミンE | ○ 1食6.3mg。通常の1食量で強く気にする量ではない |
| 24 | パントテン酸カルシウム | パントテン酸 | ○ 1食4.8mg。通常量で強く気にする根拠は見当たらない |
| 25 | V.B1 | ビタミンB1 | ○ 1食1.3mg。通常量で強く気にする根拠は見当たらない |
| 26 | V.B2 | ビタミンB2 | ○ 1食1.7mg。通常量で強く気にする根拠は見当たらない |
| 27 | V.B6 | ビタミンB6 | ○ 1食1.4mg。神経障害が問題になるのは主に高用量の長期摂取 |
| 28 | V.A | ビタミンA | ○ 1食386.1µg。通常の1食量で強く気にする量ではない。妊娠中に高用量サプリを併用する場合は形態と総量を確認 |
| 29 | 葉酸 | 葉酸 | ○ 1食199.5µg。通常の1食量で強く気にする量ではない |
| 30 | V.D | ビタミンD | ○ 1食5.7µg。通常の1食量で強く気にする量ではない |
| 31 | V.B12 | ビタミンB12 | ○ 1食2.5µg。通常量で強く気にする根拠は見当たらない |
こうして分けると、31項目すべてが「味を作るための余計な添加物」ではありません。栄養強化のために追加されたビタミン・ミネラルも多く含まれています。

ステビアは危険?|安全性と後味の好みは別
ステビア由来の甘味成分であるステビオール配糖体について、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、ステビオール換算0〜4mg/kg体重/日のADI(許容一日摂取量)を設定しています。2026年の再評価でも、現行ADIを変更する新しい情報は確認されなかったとしています。JECFAの評価
ADIは「その量を超えたら直ちに危険」という境界線ではなく、毎日、生涯にわたって摂取しても健康影響がないと考えられる量の目安です。
ただし、ULTORAは1食にステビアが何mg入っているかを公開していません。そのため、1杯がADIの何%かは計算できません。
安全性とは別に、味の相性はあります。私は現行チョコを水で飲むと、砂糖とは違う甘さが長く残るように感じました。植物由来だから、誰にとっても「自然な後味」になるわけではありません。
香料と乳化剤は危険?|具体名が分からないので断定できない
「香料」「乳化剤」は、食品表示でまとめて書かれることがある名称です。現行ULTORAチョコでは、具体的な物質名や配合量までは分かりません。
一部の乳化剤について腸内環境への影響を調べる研究はあります。しかし、研究対象とULTORAに使われている乳化剤が同じか確認できないため、その結果をULTORAの危険性として直接当てはめることはできません。
ここで「?」としたのは、危険と判断したからではなく、具体的な種類や配合量が分からず評価できないためです。逆に、具体名も量も分からない以上、「絶対に問題ない」と言い切るのも避けます。なお、乳化剤は大豆由来なので、大豆アレルギーの人は商品自体を避ける必要があります。
お腹が弱い人は、人工甘味料だけ見ても判断できない
「プロテインでお腹が緩くなった=人工甘味料が原因」とは限りません。候補には、乳糖、一度に飲む量、牛乳、糖アルコール、食物繊維、オリゴ糖、マグネシウム、その日の体調などがあります。
現行ULTORAチョコには、乳清たんぱく、ポリデキストロース、ガラクトオリゴ糖、難消化性デキストリン、還元麦芽糖水飴、還元水飴、酸化マグネシウムが入っています。
そのため、人工甘味料不使用だから、お腹が弱い人にも必ず合うとは言えません。 最初は半量にする、牛乳で不調が出るなら水で試す、一度に複数のサプリを追加しない、という試し方が原因を切り分けやすいと思います。
今回、私は表示どおりの量を水と牛乳で各1回飲み、腹痛や下痢はありませんでした。ただし、これは私個人の結果です。
国内製造でも、主原料まで国産とは限らない
現行チョコの製造国は日本です。一方、主原料の乳清たんぱくは、アメリカ合衆国・ドイツ・ニュージーランド製造と表示されています。
つまり、国内製造は最終製品を日本で製造しているという情報で、主原料まで日本産という意味ではありません。
これは品質が悪いという話ではありません。プロテインを選ぶときは、「最終製造国」と「主原料の製造国」を分けて見ると誤解しにくくなります。
旧版と現行品を比較|たんぱく質密度は下がった
ULTORA公式のリニューアル比較では、810gと当時の価格5,281円は維持しながら、乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維、ビタミン、ミネラル、L-カルニチンなどを追加したことが示されています。
一方、チョコレート風味の旧版表示と現行表示を、同じ物差しに換算すると次のとおりです。
| 比較項目 | 旧版 | 現行品 |
|---|---|---|
| 内容量 | 810g | 810g |
| 1食の粉量 | 30g | 35g |
| 1食のたんぱく質 | 22.1g | 20.9g |
| たんぱく質密度 | 約73.7% | 約59.7% |
| たんぱく質20gに必要な粉量 | 約27.1g | 約33.5g |
| 20g換算のカロリー | 約105.9kcal | 約115.8kcal |
| 1袋の推定たんぱく質量 | 約596.7g | 約483.7g |
| 1袋で取れる「20g」換算 | 約29.8回 | 約24.2回 |
| 20gたんぱく質単価 | 約177円 | 約246円 |
現行品は栄養成分が増えた一方、たんぱく質だけを効率よく取る点では旧版より不利です。
ただし、商品設計そのものが「たんぱく質効率重視」から「複数の栄養をまとめて補う」方向へ変わったと見ることもできます。これを改良と感じるか、改悪と感じるかは、飲む目的で変わります。
味は同時に飲み比べたものではありません。旧版は過去の記憶、現行品は今回の実飲なので、「旧版の方がカカオ感が強く、私は好みだった」という主観の範囲で評価しています。

20gあたり約39%高い|配合変更と値上げを分けて考える
旧版を5,281円で計算すると、たんぱく質20gあたり約177円。現行品を現在の通常価格5,940円で計算すると約246円で、単純比較では約39%高くなります。
ただし、この39%には2つの要因が含まれます。
- リニューアルでたんぱく質密度が下がった影響
- 2026年3月18日の価格改定
現行配合を旧価格5,281円で計算すると約218円なので、配合変更だけでは旧版より約23%上昇。その後、通常価格が5,281円から5,940円へ約12.5%上がりました。ULTORA公式の価格改定案内
したがって、「リニューアルだけで39%高くなった」とするのは正確ではありません。
この記事では条件をそろえるため通常価格で計算しています。定期便やセールで買えば実際の単価は下がります。
筋肥大目的なら、私は第一候補にしない
現行ULTORAが筋トレに使えないわけではありません。1食で20.9gのたんぱく質を取れ、アミノ酸スコアは100です。
ただ、筋肥大を最優先し、同じ金額・同じ粉量で少しでも多くのたんぱく質を取りたい人には、私は第一候補としてすすめません。たんぱく質密度が約59.7%で、20gあたり約246円かかるためです。
逆に、次のような人には現行品の設計が合いやすいと思います。
- 健康維持やダイエット中の栄養補助が目的
- アセスルファムK・アスパルテーム・スクラロースを避けたい
- ビタミン・ミネラル・食物繊維などもまとめて取りたい
- たんぱく質効率より、味と続けやすさを重視する
プロテインを選ぶ前に、筋肉を増やしたいのか、食事を補いたいのかを決めると、評価がかなり変わります。
実飲レビュー|旧版の方が好みだが、現行品もまずくない
今回は現行チョコを、パッケージ記載どおりの量で水と牛乳に溶かし、近所のドラッグストアで購入した一般的なシェイカーを使いました。どちらも1回ずつの第一印象です。
水割り
| 項目 | 5段階評価 |
|---|---|
| おいしさ | 4 |
| 甘さ | 4 |
| チョコの濃さ | 2 |
| 後味の自然さ | 1 |
| 粉っぽさの少なさ | 4 |
| 溶けやすさ | 2 |
| 泡立ちやすさ | 3 |
最初の一口は普通においしいです。香りは甘いチョコ系で、少しミルク感があります。ただ、旧版の記憶よりカカオ感が弱く、わずかにビタミン系の風味を感じました。
一番気になったのは、飲み終わったあとも甘さが長く残ること。人工甘味料とは同じではありませんが、私はステビアらしい後味を感じました。
シェイカーで振れば全体は溶けますが、縁に粉の塊が残ることがあり、泡もかなり立ちました。コップと箸だけで混ぜるより、シェイカーを使う方が現実的です。
牛乳割り
| 項目 | 5段階評価 |
|---|---|
| おいしさ | 5 |
| 甘さ | 4 |
| チョコの濃さ | 2 |
| 後味の自然さ | 3 |
| 粉っぽさの少なさ | 4 |
| 溶けやすさ | 2 |
| 泡立ちやすさ | 3 |
味だけなら、牛乳割りはかなりおいしかったです。水で気になった後味が牛乳のコクとなじみ、嫌な残り方が減りました。一方、甘さは強くなり、溶けやすさは水より落ちました。
味重視なら牛乳、カロリー・脂質・糖質を抑えたいなら水がおすすめです。
旧版の方がカカオ感が強く、私の好みでした。ただし現行品もまずいわけではなく、牛乳割りなら十分に続けやすい味です。
L-カルニチン入りでも、飲むだけで脂肪が落ちるとは言えない
現行ULTORAには、1食あたりL-カルニチン101.9mgが含まれています。
しかし、成分が入っていることと、その量で体脂肪が目に見えて減ることは別です。L-カルニチンの体重への効果を調べた研究では主に1.8〜4g/日の補充量が使われ、結果も一貫していません。ULTORAの1食101.9mgは研究で多く使われた量よりかなり少ないため、同じ効果を期待できるとは判断できません。NIH(米国国立衛生研究所)|Carnitine
L-カルニチンだけを理由に「脂肪燃焼プロテイン」と考えず、プラスの栄養設計のひとつとして見るのが妥当です。減量は総摂取カロリー、食事内容、運動、睡眠を中心に考える方が現実的です。
現行ULTORAチョコが向いている人・向かない人
プロテインを寝る前に飲んだら歯磨きは必要?
結論からいうと、砂糖不使用や人工甘味料不使用でも、寝る前にプロテインを飲んだあとは歯を磨いた方がよいです。
まず、人工甘味料不使用と糖質ゼロは別です。現行ULTORAチョコは、公式表示で1食あたり糖質4.5g。還元麦芽糖水飴や還元水飴なども使われています。水で割っても、この糖質がなくなるわけではありません。牛乳で割れば乳糖なども加わります。
また、仮に糖質をほとんど含まないプロテインでも、「砂糖がないから歯磨き不要」とは言えません。歯磨きの目的は糖分だけを落とすことではなく、歯に付着したプラークを物理的に除去することにもあるからです。
日本歯科医師会は、就寝中は唾液が減って細菌が増えやすいため、就寝前のセルフケアが1日の中で特に重要だと説明しています。日本歯科医師会|夜のセルフケア
寝る前に飲むときの順番
- プロテインをだらだら飲まず、時間を決めて飲み切る
- 飲み終わったら水で口をすすぐ
- フッ化物配合歯磨剤で歯を磨く
- その後、寝るまでは基本的に水だけにする
すでに歯を磨いたあとにプロテインを飲んだ場合も、理想はもう一度磨くことです。すぐに磨けない場合の水すすぎは、口に残った飲料を減らす助けにはなりますが、歯ブラシによるプラーク除去の代わりにはなりません。
なお、虫歯リスクはプロテインという名前だけで決まるものではありません。糖質の種類と量、飲料の酸性度、少量ずつ飲み続ける時間、歯垢の量、唾液の状態などを合わせて考える必要があります。
現行ULTORAチョコに限っていえば、「人工甘味料不使用だから、寝る前に飲んでも歯磨き不要」という考え方はおすすめできません。
私ならまた買う?
健康維持やダイエット中で、「プロテインを飲むついでにビタミンやミネラルも補いたい」と思う時期なら、セール時に再購入を検討します。牛乳割りはかなりおいしく、続けやすさもあります。
一方、今の私が筋肥大を最優先し、たんぱく質密度とコスパを重視するなら第一候補にはしません。
旧版より、飲む目的によって評価がはっきり分かれる商品になったと感じました。
セール・定期便価格をULTORA公式で確認するよくある質問
ULTORAは無添加ですか?
いいえ。現行チョコには、甘味料(ステビア)、香料、乳化剤、着色料、ビタミン・ミネラル類などが使われています。人工甘味料不使用と無添加は同じ意味ではありません。
ULTORAは人工甘味料を使っていますか?
ULTORAは、アセスルファムK・アスパルテーム・スクラロースを使わず、植物由来のステビアを甘味料として使用しています。ただしステビアも食品表示上は食品添加物です。
ステビアは危険ですか?
JECFAはステビオール配糖体に0〜4mg/kg体重/日のADIを設定し、2026年にも維持しています。通常の食品利用で重大な健康懸念を示す評価ではありませんが、ULTORA1杯の配合量は非公開なので、ADIの何%かは計算できません。
香料や乳化剤は危険ですか?
表示だけでは具体的な種類と量が分からないため、ULTORA固有の危険性は判定できません。別の乳化剤を使った研究を、そのままULTORAに当てはめることもできません。大豆由来の乳化剤なので、大豆アレルギーには注意が必要です。
ULTORAは筋トレに向いていませんか?
1食20.9gのたんぱく質があり、日々の補給には使えます。ただし、たんぱく質密度や20gあたりの価格を最優先するなら、ほかの高たんぱく製品とも比較した方がよいでしょう。
水と牛乳ならどちらがおすすめですか?
味重視なら牛乳、カロリー・脂質・糖質を抑えたいなら水です。私は牛乳の方がおいしく感じましたが、溶けやすさは水の方が上でした。
まとめ|人工甘味料不使用だけで選ばず、目的まで見る
現行ULTORAチョコを調べて分かったポイントは、次の5つです。
- 人工甘味料不使用でも無添加ではない
- 31項目すべてが不要な添加物というわけではない
- 通常の1食で危険と判断できる成分は見当たらないが、体質・重複摂取・表示の限界はある
- 旧版よりたんぱく質密度が下がり、総合栄養寄りになった
- 健康維持・ダイエット目的と、筋肥大最優先では評価が変わる
私自身は味だけなら旧版の方が好みでした。それでも現行品は、牛乳割りならかなりおいしく、ビタミン・ミネラルなどをまとめて補いたい人には魅力があります。
健康維持やダイエット中の栄養補助なら候補。筋肉とたんぱく質効率を最優先するなら、ほかの高たんぱく製品とも比較したい。
プロテインは毎日続けるものです。「人工甘味料不使用」という一言だけでなく、味、価格、たんぱく質量、原材料、自分の目的まで見て選ぶのが一番だと思います。



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